伝統的な「漆喰」の歴史と特性
日本古来よりお城や蔵、また海外でも中世から城壁や教会に使用されてきた壁材「漆喰」。
漆喰はアルカリ性質をもち、カビ菌や細菌・ウイルス類を殺菌する優れた効力をもっています。
しかし優れた性能の反面、塗り付け材には解消できない欠点もあります。それは美観を損なわせる亀裂発生(クラック)。たとえ部分補修しても補修跡が目立ち、美観性を維持する事はできません。どんなに機能性が優れていても、キレイな状態を保てなければ、それは不安・不満、そしてストレスの要因に…、つまり美観性も商品機能の大切な要素なのではないでしょうか。
漆喰特性と美観性を兼ね揃えた次世代漆喰壁ハッピータッチ
そこで私たちが提案するのは、漆喰を超えた次世代漆喰。
超弾性漆喰壁ハッピータッチは、環境先進国ドイツで開発された通気性を有した特殊な高品質アクリルポリマー樹脂と、石灰石・炭酸カルシウム・天然系無機抗菌材を配合してできた商品です。
もちろん、VOC等の有害ガスは発生せず、安全性能も実証しております。
超弾性漆喰壁は、圧倒的な伸縮性を持ち、建物拡張収縮による亀裂(クラック)を極力防ぎ、内外装に多大な実績をもっております。
また、室内の安全効果に関しては、抗菌・抗カビ、院内感染菌(MRSA)など抗ウイルス効果を公的機関で実証しており、室内を積極的に浄化する空気環境を実現します。
時代に合わせ、高耐久性と高機能性、そして充実したコストパフォーマンスで、高級で上品な空間を演出します。
高分子樹脂の物性は、下地剛性力や結合力が強く、その伸縮性能は建物の収縮などによるヒビ割れを極力防止します。
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建物は呼吸できなくなると湿気をこもらせ、建物の腐食を進行させます。ハッピータッチは、防水性を備えながら湿気は通す「呼吸する塗材」なので建物を長持ちさせます。
カビ菌が引き起こす健康障害
カビ菌は食品や木材などの有機物にだけ生えるわけではないのはご存知ですか。
コンクリートやガラス、住まいの無機質素材に人の手垢やゴミなどが付着する事でカビは一気に発生・繁殖します。つまり私たちの生活を取り巻くすべてのものがカビをはじめとした微生物の脅威にさらされているといえるのです。
カビが寄生した素材は、腐食や変色、カビ臭を発生するだけでなく致命的な強度劣化、品質低下を生じ、またそれだけに留まらず人間の健康までも脅かします。
カビ毒は肝臓や腎臓障害などの慢性疾患やアレルギー疾患を引き起こす事が知られ、最悪の場合は人を死に至らしめる極めて危険な存在なのです。
さらにカビ環境では、細菌類の発生を急激に高める報告もされており、それらの発生コントロールは、リスク・マネジメントにおける重要な課題として早急な対策が望まれているのです。
ハッピータッチプレミアムは天然鉱石と高分子樹脂・天然顔料から出来ており、厚生労働省指定の有害物質は一切含まれておりません。(安全で低臭)
ビニールクロスと違い、質感のある高級な表現力やイメージの仕上がりが期待でいます。個性的な住居用、飲食店などの内・外装に大変適しています。呼吸する塗り材のため壁内結露を軽減します。
吹付け、金コテ塗り、各種ローラーの使用組合せで多彩な質感やパターンも可能です。接着力に優れ、厚塗りも可能でビニールクロスの上からでも施工できます。